価値のある社員とは仕事が出来るよりも「思いやり」のある社員だ
青竹(@aozora31101)です。
転職して、早9ヶ月経ちました。
人間関係にも慣れてきたところで、
相性のいい人悪い人など色々と把握できるようになったのですが、少し悲しい出来事が。
同じチームの同僚が辞めてしまうことが判明。
人間力のある同僚だったので、中々ショックです。
今日は
・会社では仕事が出来るだけでは意味がない
・一緒に働くなら思いやりのある人間の方が良い
という話を書こうと思います。
仕事で必要とされる社員は有能よりも思いやりのあること
今回辞めてしまう子はケアレスミスが多いですが、
それを抜きにしても人間として良い部分が多い子です。
- チームでトラブルがあれば率先して手伝おうとする
- コミュニケーション能力が高く、全部署の人間と仲良く出来る
- 愚痴や弱音は言わない
- 仕事のメリハリがキッチリしてる
などなど、一緒に働く上では多少ケアレスミスが多くても魅力的な子でした。
チームの他の人間は残念ながら、自分を優先するというか「しんどい仕事はしたくない」というスタンスが見えてしまうような感じです。
チームのリーダーもそんな感じで情緒不安定で理屈の通らないルールを押し付けてきたり、ボソッと「帰りたい…」と呟いたり、愚痴が多かったりネガティブ全開のリーダーであまり付いていきたくなるタイプではありません。
リーダは長く務めている分、知識などはもちろんあるのですが、人間性や仕事の向き合い方を見ている限りあまり「一緒に働きたい人間」だとは思えません。
かたや今回辞めてしまう子はケアレスミスは毎日のように必ずするのですが、チームの危機には率先して手を上げて解決しようとする、仕事が早い、仕事のメリハリが付いていてコミュニケーション能力も高く「一緒に働きたい」と思える人間でした。
だから今回辞めてしまうのは本当に残念だと思っています。
仕事で必要なのは「コミュニケーション能力」と言われる理由
仕事というのは人が共同で協力して働いて利益を生み出していくものです。
僕も前までは「自分が有能なら結果は付いてくる」と思っていたのですが、どうもその考えだと会社では上手くやっていけません。
むしろ多少仕事がダメでも愛嬌があったり、他の人の利益の為に一生懸命働こうとする人間の方が評価されているようです。
よく言われる「社会ではコミュニケーション能力が重要だ」という言葉ですが、それは社外のお客さんとのやり取りもあるのですが、社内においても重要です。
もし二人の人間が居ると仮定して、一人は「仕事は完璧だが、上には媚びへつらって下に対しては冷徹な態度で筋も通ってないし自分の利益しか考えてない人間」。
もう一人は「仕事は普通より下だが、相手の事を考えられてどうすれば他の人の問題を解決できるかを一生懸命考えてる人間」が居るとしたら断然後者と一緒に働きたいと考える人は多いと思います。
会社にとっては「数字を上げれる人間が正義」というのは紛れもない現実だと思うのですが「チームワークを高めれる人間」の方が価値が高いと僕は思っています。
いくら仕事が有能でも自分の利益ばかりでは誰も付いていかないし、チームワークも生まれず部下も育たたないまま、その会社はいずれ悪い流れになっていきます。
過去に働いていた職場でも有能な人間でコミュニケーション能力が低い人間は何人かいましたが、一時的に利益を上げれることは出来ても、チームがバラバラなので会社に居るグループとしては機能していないような印象でした。
自分が会社の人間として利益を上げれるような人間になる。これももちろん大切なことですが、同僚とうまくチームワークを発揮してやること、部下を育てる事も同じくらい、もしかしたらそれ以上に重要な事です。
まとめ
- 「仕事が出来るだけの冷たい社員」よりも「相手のことを考えれる普通の社員」の方が一緒に働きたい人間
- 仕事は出来るがコミュニケーション能力の低い社員はチームワークを発揮することも部下を育てれることも出来ない。
青竹(@aozora31101)でした。
ではでは